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29歳のサラリーマンが米国株VTIとS&P500で資産1億円を作り、FIREを目指すまでの道のりを発信しています。
米国市場の現状についても書いています。
悪い円安
現在では1ドルが約128円です。
つい数ヶ月前までは110円~115円くらいでした。
ここ数ヶ月で急激な円安ドル高現象が起きています。
その原因はアメリカと日本との間で金利差が拡大している為です。
今回のブログは中田敦彦さんのyoutube大学「悪い円安」を参考にしています。
この動画の前編・後編はこちら
前編:https://youtu.be/QiOB3L94N2g
後編:https://youtu.be/2uWyEXmmHrU
金利差が開くと為替に影響
金利が開くと為替に大きな影響があります。
今回の場合を参考にします。
・アメリカはインフレ抑制の為、金利の引き上げを発表
・日本は景気が良くなっていない為、金利を引き下げを発表
金利を上げる=景気が良い=通貨の価値が高い
金利を下げる=景気が悪い=通貨の価値が低い
つまりアメリカの通貨(ドル)の価値が高くなり、日本の通貨(円)の価値が低くなります。
これにより円安ドル高現象になっています。
(アメリカは消費者の購買意欲が高く、好景気の状態です)
日本が金利を上げられない理由
金利差が原因なら日本も金利を上げればいいと考える方もいらっしゃると思います。
しかし日本は景気が悪い為、金利を引き上げる事が出来ません。
バブル崩壊後に日本はデフレ(景気悪化)になり、10年以上もデフレ状況が続いています。
日銀の黒田総裁は2013年から「物価上昇率2%」を目標に設定
その目標達成の為に大幅な国債の買い入れを行いますが、物価上昇率2%には届きませんでした。
現在の日本の物価上昇率は0.5%
この状況で金利を上げてしまうと、さらなる景気悪化に繋がります。
しかし今年4月ついに物価上昇率が2%を達成見込みと政府が発表
これで金利を上げて為替が落ち着くかと思いますが、自体はさらに深刻でした。
今回の物価上昇の理由がロシアのウクライナ侵攻等による原材料費の高騰です。
決して景気が良くなって物価が上昇したわけではありません。
その為、黒田総裁は「賃金や需要の上昇が伴っていない為、金利を上げるわけにはいかない」と発言
上記の要因で現在の円安ドル高現象になっています。
さらに景気が良くなっていない物価上昇の為、悪い円安と言われています。
そしてこの円安ドル高は今後も進行する見方が強まっています。
まとめ
・1ドルが約128円
・アメリカは金利を上げて、日本は金利を下げる
・ドルの価値が高まり、円の価値が下がる
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂いてありがとうございます!