上昇と下落の要因
7月の民間雇用者数の伸びが鈍化
前月の半分以下にまで低下しました。
今年2月以来最も低い水準になりました、、
民間の雇用サービス会社ADPの7月の雇用報告では
市場予想の+69万5,000人の対して
+33万人に留まっています。
新型コロナウイルス変異株「デルタ株」の感染拡大の影響が要因です。
ADPは「全ての規模の企業で雇用の伸びが鈍化した」と指摘しています。
この発表を受けて株価は軟調に推移
サービス業の景気予感を示すISM(非製造業景気指数)は予想を上回りましたが、株価の反応は限定的で軟調に推移
予想の60.5に対して
64.1で予想を上回り、統計開始以来の過去最高を記録しました!
金利が低下している事を受けてナスダックは上昇しました。
FRBクラリダ副議長の発言
FRB(米連邦準備理事会)のクラリダ副議長は「経済は回復期から拡大期へ移行することが予想されるので、2022年末には利上げ条件が満たされると信じている」と発言
このタカ派的(金融政策安定を重視し、金融引き締めに前向きな利上げ賛成派)な発言は株価に影響を与えて軟調に推移しました。
しかし現状はまだ回復期なのでテーパリング(量的緩和縮小)については「複数回の会合で経済の進展を再評価する」とも発言
新型コロナウイルス変異株「デルタ株」の感染拡大の影響で雇用の伸びが鈍化していますが、2022年末には利上げをしたいFRBの考えもあるので、投資家は頭を悩ませています。
アメリカ市場
NYダウ平均株価 終値34792.67
前日比-323.73 -0.92%
ナスダック 終値14780.53
前日比+19.23 +0.13%
S&P500 終値4402.66
前日比-20.49 -0.46%
為替 109.48~49円
米10年国債利回り 1.183% +0.010
VTI 終値227.99
前日比+1.62 +0.71%
2021年8月5日時点のVTIとS&P500の運用実績
時価評価額:7,606,296円
評価損益:+1,530,153円
保有銘柄
米国株ETFのVTI:287株
投資信託eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
274,295口
約607万円投資して約760万円になりました
8月4日と比べて約-1,000円です、、
株価が下落しましたが、為替が上昇した為、少しのマイナスでした。
まとめ
・7月の民間雇用者数の伸びが鈍化
・デルタ株の影響はまだ続いている
・FRBクラリダ副議長がタカ派的な発言
※経済はテレビ東京モーサテを参照
投資は自己責任でお願いします。
最後まで読んで頂いてありがとうございます!